オンラインカジノの違法性

2019年08月15日

オンラインカジノの違法性・合法性

現在日本にはカジノはありません。
ゆえにオンラインカジノは違法ではと思っている方も多いと思います。

2016年の3月にオンラインカジノでプレイした日本人が逮捕されるという事例がありました。

事例の内容はこうです。
日本国内からパソコンで海外のサイトに接続してオンラインカジノで賭けをしたとして単純賭博罪によって3名が逮捕されとというものでした。

当時の捜査関係者の話によると、逮捕されたのは3名で、2016年2月に自宅で「スマートライブカジノ」と呼ばれる海外にサーバーがある賭博サイトに接続し、「ブラックジャック」などをプレイして賭博をした疑いがあるというものでした。

オンラインカジノをプレイして略式起訴となった事例
捜査を受けたプレーヤーのほとんどは裁判で争うことをせず、略式起訴を受け入れ罰金を支払ったといいます。

※略式起訴とは
刑事裁判を行わずに罰金を支払うことによって簡素的に済ませる手続きのことで、交通違反の罰金を同じようなものになります。

オンラインカジノの合法性
ところが、オンラインカジノでプレイして逮捕され、略式起訴されたプレーヤーがいる一方で、1人の勇気あるプレーヤーが略式起訴を受け入れずに裁判で争うという選択をしました。

これに対して検察は2017年1月、なんとそのプレイヤーを不起訴処分にしています。
そして「海外のオンラインカジノを日本国内でプレイすることは違法ではない」という前例ができた事件となりました。

オンラインカジノで不起訴の理由はこうです。
不起訴を勝ち取ったプレーヤーは、逮捕された際「この摘発自体が法律に基づいていない!不当な逮捕であった!」と主張しました。
そして裁判で争う事を選択しました。

当時裁判で争って不起訴を勝ち取ったオンラインカジノプレイヤーが弁護を依頼したのは、賭博法に強いと定評のあった津田弁護士でした。

ところで、なぜこの1人のプレーヤーは不起訴になったのかというと、
賭博法では賭博を提供している運営者(胴元)を処罰する物という位置づけなんですね。

そしてプレーヤーは運営者を有罪とする捜査に付随する罪という位置づけをされるため、海外で運営されるオンラインカジノの場合、運営者はその国の正式なライセンスを取得して合法的に運営している以上、罪に問うことはできません。

運営者を罪に問えない以上、プレイヤーも罪に問うことはできないという主張によって不起訴を勝ち取ったというわけです。

前例ができたのは大きいですよね。

そして日本でもカジノ法案が通りました。
今後は国内にカジノが建設されることになるでしょう。

オンラインカジノが合法化される可能性は高いと思います。

オンラインカジノは現在のところ日本の法律では罪に問われることはないという結論が出ています。

カジノ法案も通りましたから、今後は国内にカジノが建設されることになり、オンラインカジノも合法化される方向で進んでいくのではないでしょうか。

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